東京は雨降り

ずっと35,6度の猛暑が続いていけど、今日は朝から涼しい。曇った空から雨がポツポツ落ちている。


昨日の「桑田佳祐食道癌」のニュースには大ショック。何を隠そう、私は大のサザンファン・桑田ファンなのである。
思春期にさしかかる頃見た、衝撃的な「勝手にシンドバッド」ジョギパンデビュー、高校の体育祭の打ち上げを友人のリゾートマンションで開き、飲み慣れないウィスキーの水割りでグラグラになって踊り明かした「艶色THE NIGHT CLUB」、雨の横浜スタジアムで500円雨合羽の外より中の方が汗でぐちゃぐちゃになった野外ライブの「いなせなロコモーション」、学生時代アメリカに渡る友人を見送る飲み会の最後に、クラスメイトで肩を組んで円陣になって泣きながら歌った「いとしのエリー」、切ない思いを抱いていた頃によわよわな心を直撃した「月」。
どれを思い出しても胸が熱くなる。
今回、ファンクラブの先行予約で、東京と名古屋の計3回のチケットを購入済みだった。ライブ中止もがっかりだけど、桑田さんの体調が心配だ。あのパワフルな歌声が戻るまでには時間かかりそうだな。
桑田さんは本当に周囲に気を使う人なので、ツアー中止になって迷惑かけることになった各会場やイベント関係各社、所属事務所(このニュース直後アミューズの株価が急落したらしい)、レコード会社、ファン、支える人たちに、きっと心が締め付けられるほど申し訳ないと思っているに違いない。そしてこれからアルバム発売、ツアー開始、年越しライブと気合いが入っていた本人の無念さを思うと切なすぎる。
桑田さんは最愛にて唯一の姉を、サザン活動休止宣言の年の秋にやはり癌でなくしている。お姉さんも人望が熱く、NPOかなんかで地域のための活動していて、周りから進められてそのときの茅ヶ崎市長選に出るとかでないとか言っていたときの病気発覚だった。桑田さんが音楽に目覚めたのも、洋楽好きのお姉さんがいた影響が大きく、お姉さんがいなかったら「歌手・桑田佳祐」は存在し得なかったと言われる。だから、お姉さんが闘病していた頃から、桑田さんのライブのラストの言葉は「みんな元気でなー!また会おうなー!死ぬなよー!!」と言うメッセージになった。変なこと言うなと思っていたら、その数ヵ月後にお姉さんは帰らぬ人になった。

桑田さん、「死ぬなよー!また会おうなー!」をそのままエールとして送りたいです。いつもライブに行く度、帰りには「私も頑張ろう!」と元気をもらっていた桑田さんに元気を送りたい。たぶんね、親交の深いタレントや茅ヶ崎市民やファンが、励ましのイベント立ち上げると思うよ。
きっとみんなの人生にも、どこかで一曲はサザンや桑田さんの曲がお邪魔していると思います。桑田さんが完全復帰できることをお祈りしています(>_<)

すんません。今日は「東京は〜、雨降り〜♪」で涼しいのですが、熱く‘桑田愛’を語らせて貰いました。