銀座の夕方17時

baunyan2009-12-09


有楽町駅中央口前の交通会館。町はますます年末モード加速中です。


今日は午前上がり。先日歌舞伎を見たばかりだったけど、今昼の部でクドカンこと宮藤官九郎脚本の演目をやっているので、続けざまだけど見に来ました。仕事の外回りも先週で終わったからね。
歌舞伎って決して安くないんだけど、上演時間が上演時間なので行けるときは行けるんだけど、行けないと何ヵ月も行けない。行けるときは行けるんだ。

今日は歌舞伎3演目とクドカンの「大江戸りびんぐでっど」。先日の野田秀樹の「鼠小僧」は再演だっただけあって、台詞回しは早くて忙しない感じがあったが、脚本としては芯があったし、見せどころが歌舞伎の世話物のようで、歌舞伎好きの年配の方でもまぁ拒絶反応はなかったろうと思う。
一方、今日のクドカン脚本の「大江戸りびんぐでっど」は…う〜ん、やはり野田さんとの差は大きいかなぁ。2階席でも途中で退席する人が私の周りだけでも3人はいたから、トータルはもっと出たかも。

クドカンはまだ40前だから、客層にも20代の歌舞伎そのものは見たことありませんって感じの人も少なくなかった。そういう新しい客層が歌舞伎座に足を運ぶきっかけにはなっていたと思う。けど歌舞伎友の会の会員さんレベルの人たちから見たら、ドタバタでテンポが早く荒唐無稽で深みを感じられる場面が少ないと思ったかも。1時間40分は長いなぁ。最後の45分、やたらと時計を見てしまった。ま、ネタバレになるからこの辺まで。