嵐の鶴岡八幡宮

土曜。強い風雨の中で鶴岡八幡宮での式に参列。連れがアホだから何を思ったか神殿に上がり、親族の後ろに座って私を手招く。親族だけじゃないのかと後ろから回って降りた方がと声かけようとしたが、後ろ側には楽士がすでに並んでいる。連れは自信満々に「式の時間に来てって紙の入っている人の分しか椅子はないんだからいいんだよ。」というが、明らかに神殿の回りには友人らしい参列者数十人がぞろぞろ取り囲んでいる。

あり得ない。友人が神殿に上がるのはおかしい。私は式の間中ソワソワして落ち着かなかったが、連れは落ち着いて目を瞑り、雅楽に聞き入ったりして周囲の状況がわかってない。

親族の杯を交わす場になって自分達の分がないのに気づき、「だから、ここは親族だけなんだよ。式に来てって紙が私たちにしか入ってないんだったら、この神殿の回りにいる参列者がどうして式の時間を知って今ここにいるの?私たちが神殿に上がっているのがおかしいんだよ!」と耳打ちしてから、連れの表情も微妙になった。

連れはなんの根拠もない思い込みに異常な自信を持って間抜けな行動をとることがよくある。私はそれを「あんたはいつも詰めが甘い!」となじるが、反省はするものの学習効果が上がらないところが…全く(-_-;)