THIS IS IT
今日は11月1日なので映画が1000円の日。
映画は「ALWAYS続三丁目の夕日」以来2年ぶりかな。
朝イチ9時の回の「THIS IS IT」を見た。
涙が止まらなかった。
彼ほどのナチュラリストで、ヒューマニストで、希代のエンターティナーで、真の天才アーティストは、もう二度と出ないだろう。
彼は人前ではほとんど物を食べないらしい。
水を飲んだりチュッパチャップスやガムを口にするくらい。
ファンの夢の世界を作り出す自分は、人間臭さを表に出さないというのがポリシーだったそうだ。
ダンサーのオーディション・シーンは「コーラス・ライン」さながらだった。
マイケル・ダグラスのポジションにオルテガと彼がいる。
彼と共にステージに立つことで、自分の存在の意味を感じることができたと、オーディションで受かったダンサーが語った。
彼が突然消えたときの周囲の落胆と喪失感は計り知れない。
彼もきっと「ごめんね。みんなの夢を叶えられないまま死んでしまった。本当にごめん。」と言っているだろう。
もちろんこの映像に映っていない別の“彼”がいることも事実だろうが、このフィルムに生きる彼も真実だ。
彼は常に謙虚で物静かに語り、はにかむように笑い、感謝し、人々に夢を与え、そして孤独だったと言われる。
それでも地球の将来を憂い、子供たちの明るい未来のために、様々なチャリティーやボランティア活動を行っていた。
ツアーのために彼の世界観を作り上げるとき、一部の妥協も許さないその姿勢は、孤高の芸術家のようだった。
自分の生き方を反省させられた。彼は変わり者だったかもしれないけど、真のGENIUSであることには間違いはない。
今日は3ヶ月前に父のもとに帰った芸術の神の子にインスパイアされた。
さて、私はどう生きていこうか。