エレカシライヴ考 追記

baunyan2009-05-22

1人でZepp東京に行った。豚インフルが心配だったけど、ライヴ会場でマスクってのは野暮だから外した。席は1階のスタンディングを避けて2階の指定席にしたから、空間的にもゆとりがあってゆったり楽しめた。席はF13。15分遅刻したから曲間に座ろうかと思ったけど、2階席の人たちはほとんど立たず結構静かなので、後ろの手すりに捕まってそのまま最後まで立っていた。これベストだな。体動かしても邪魔にならないしよく見えるし、VIP席だ。
宮本浩次は超ピュアで直球で不器用で一生懸命な人だった。桑田佳祐は自分が大好きな歌をファンのために送るというメッセージを感じる。それはエンタメのプロでステージもそんな作り方をしている。宮本浩次はぶきっちょな生き方していることを、私たちと同じ次元で代弁しているという感じだ。そこに共感があるし、彼の一生懸命な不器用さに可愛らしさまで感じてしまう。「扉の向こう」で感じた全力勝負の一人の男が、素顔で疾走している感じだった。
人それぞれ色々な自己表現があって、それぞれ共感する表現方法がある。共感の深さは見る人がどれだけ自分の人生を必死に生きているかに比例するんじゃないかな。こういう表現者のパフォーマンスのあとは、いつも「自分も頑張ろう」と勇気付けられる。

さ、今日も頑張ろう。