倒れた人が目の前にいたらどうしますか?

近所の大きな公園がスタートのマラソンがあった。松野明美が10kMに出ているということで、ゴールの頃にチャリで見に行った。あらかたの選手がゴールし、さて帰ろうかと歩いていたら、ゴールエリアの出入場門の横で靴を脱いで倒れている人が…。どうも左の脹脛が攣っているらしい。脹脛を押さえ顔が苦痛でゆがんでいる。沢山人が歩いているのに誰も近寄らないんだよね。私はなんとなく吸い寄せられた。職業病だね。「大丈夫ですか」と声をかけ、すぐに脹脛をマッサージ。聞くと20年ぶりのレースという。おまけに練習はほとんどしてなく気力で走り抜いたと。マッサージしながら「限界超えると思わぬところも攣るんですよね。私なんか全然関係ない脇腹とか攣りました。」と話していた瞬間、その人は右足も攣った。念のためにと両脹脛のマッサージと裏腿のマッサージもしてあげた。そうこうしていたら連れっぽい人が来たので「御大事に〜。御疲れ様でした。」と、後を任せてその場を去った。私は結構そういうときに気づいたら行動してしまう。前に海水浴場で女性が熱射病気味に倒れたときにも、連れのヤーサン風おっさんがパニクって怒号あげる中、頭を支えて「息は苦しいですか?頭は痛いですか?気持ち悪いですか?」と聞きながら、脈を取ったり顔色を見たりして「大丈夫ですよ。しばらく横になれば楽になりますから。」と応急対応(処置も治療もしていないからね)したことがあった。まぁそれだけでまず周囲が落ち着くからさ。周りの人は「良かったねぇ、看護婦さんがいて。」と口々に言っていたけど、私ゃ一言も看護婦なんて言ってなかったよ(-ω-)
前々から思っていたけど赤十字の救急法*1、受けに行こうかなと改めて思った。

*1:日本赤十字社で行っている救急法の講習会。その受講によって認定証がもらえる。http://www.jrc.or.jp/sanka/study/index.html ←【日本赤十字社HP】