初ドック入り。dogじゃないよdok(蘭)です。

鼻水とまらなーい!爪しまえなーい!

中古小型船、点検のためドックに入る

「dok」とは元々オランダ語で訳すると「船渠=せんきょ」。船を建造したり修理したりするための建造物を指して言う名詞。だからみなとみらいのドックヤードは船渠庭園ですな。とにかく本日午前はその船渠に入ってきました。築うん十年の小型船ですが。身長体重から胃カメラ内視鏡・鼻タイプまで。待ち時間多くてやたらと椅子の上で体育座りしながら居眠りしていた。

潜入!ミクロ川口浩決死隊!!

胃カメラは初体験で、鼻の方が苦しくないと聞いたので鼻からにした。なんと言っても私は日々の歯磨きでえづくほど喉が異物に敏感。まずは胃内部の泡を消すために炭酸っぽい液体を200CC くらい飲む。そのあと鼻の中の麻酔スプレーをシュッシュッ。次は鼻から喉にかけての麻酔のため、ゼリー状の液剤を左鼻から注射器のようなものでニュルルーと入れる。しばらくすると痺れてきて変に喉奥が広がるような感覚に。仰向けに寝ていたけれどゼリー麻酔でいきなりえづいて咳き込む。5分ほど置いて麻酔の効いた頃に隣の部屋へ。
横向きに寝てカメラが自分の内部を映し出すのを先生と一緒に見る。実況中継です。でも有森裕子のラストラン*1はなかった。カメラはまず鼻毛を映し出す。そして鼻内部。2,3日前から鼻が詰まるような痒いような感覚があると思ったら、案の定奥の方が腫れていた。先生が「花粉症?」と聞くくらい。そして第一の関門、鼻から喉との融合地帯に入っていく。そこが少し狭いので「うぉっ…」って感じでえづきを堪える。食道、胃の入り口、中へ。綺麗なピンク色だけど所々赤黒いシミのようなものが。ストレスでただれた糜爛だということ。先生が言うにはたいしたことはないらしい。胃液が残っていたので管の先から吸引。胃の内部の映像はまるで60年代の映画「ミクロ決死隊」*2のようだった。さらに決死隊は川口浩を先頭にどんどんと前に進む。胃の最後、十二指腸との境をくぐり抜け(このときが二度目の「うぉっ…」だった)、十二指腸へ。先生いわく「ああ、綺麗ですねー」。先生のやり方はまず先に奥まで入ってから見ながら下がるというやり方だったので、帰りはスムーズだった。胃の中で硬いものがどんどん上がっていくのがわかった。。最後鼻のところから出てくるとき、鼻の奥の腫れているところから出血しているのを発見。まぁ良くあることらしい。

御土産、いただきましたー。

一通り済んで「はい、御土産。」と渡されたのが、自分の胃の内部の写真。実況中継しながら先生はどんどんスポットで管を停めて記念撮影していたのだ。「おお」と受け取る。ここにアップしようかと思ったけど、そんな他人の胃の中なんて見たくないよねー。受付で最後に貰った御土産が、病院の1階レストランでの御食事券、一品千円まで無料というもの。胃カメラのあとは1時間ほど水も飲めないので、支払いの後銀行と本屋へ行き、午後一番に検査結果の説明を受ける。あらかたA判定とのこと。しかし胃の検査はやはりBであった。1時間経ったので1階のレストランで広東麺を食べて終了。いやー、疲れたよ。

祝!九州ドッグ・出戻りドッグ

ドックつながりで。九大に行っていた隆男ちゃんが横浜に帰ってくる。嬉しいね!犬小屋とリードを新調して待っていよう!!

*1:2月18日第一回東京マラソン有森裕子のアスリートとしてのラストラン。一般ランナーの転倒に巻き込まれ血まみれになりながら完走。女子第5位。

*2:「ミクロ決死隊」はアニメだそうで原作は「ミクロの決死圏」実写&特撮で1966年度のアカデミー賞2部門受賞。現在カプセルを飲むだけで内視鏡と同じ撮影が出来るという本格的なミクロ決死隊が半実現化しているらしい。http://www.ntt-east.co.jp/kmc/bumon/c_naishikyou_capsule.html ← 【NTT東日本・関東病院(旧関東逓信病院)】