青空球児好児のどっち?!

横国のタカチャン


12月に引き続き世田谷ボロ市に行ってきた。12月は寒い中並んで代官餅買ったけど、今回は最初から諦めて鉄瓶と裁ち鋏を探しに。鉄瓶で沸かしたお湯っておいしいんだって。最初に立ち寄った店で「江戸時代の鉄瓶だ。雌雄一対で5万だけど、2つ買ったら3万におまけするよ。」といわれたけど、中見るととてもお湯を沸かしたくないような現状。でもおっさんは「もう帰るからさぁ、買ってくれるなら2つで1万8千円にするよ。」とどんどん値下げしていく。家出るとき自分の浪費癖を予見して、最初から小銭入れに6千円しか入れて来なかった私は、6割引されても買えない。「一周回ってまた来るよ。」と言い残して先に進んだ。
 


魚をさばくのに欲しいなあと思っていたヒノキのまな板が3150円が、1000円に値引きされていた。「2枚買ったら安くなる?」と聞いたけど、「もう十分や安いからなあ。おまけするところないよ。」とおじさん。確かに、50円の端数とか「300円を二つ買ったら500円」みたいに、切りのいい感じだとおまけしやすいんだよね。結局私は2枚2000円でお買い上げ。「2枚も?どうすんの?」「1枚は実家にあげるの。」そう答えたら、「ほんじゃ、100円まけてあげるよ。」と前掛けのポケットから小銭で100円くれた。「ありがとう。」ボロ市ってこんな人情も感じることが出来るから楽しい。
http://www.setagaya-line.com/trip/boroichi/ ←【東急世田谷線ボロ市


毎回必ず行く大ファンの山形玉蒟蒻の売り場へ。味のついてない生を買おうとしたらすでに売り切れ。仕方なく群馬県川場村の生芋蒟蒻コーナーへ。小袋1つ150円を3つ。手作り味噌も1kg400円を2つ購入。合計1250円なのにおじさんは「えーっとえーっと…1350円」と負けるどころか計算違い。「1250円だよ〜」と負けてもらうのも忘れて正規の値段を主張。あ〜、味噌だって2つも買ったんだから、こここそ値引きしてもらったらよかった。

しばらく歩くと「青空球児好児でございます!!」と突然拡声器の声。「ほんとかよ?どっかの物産展のおじさんが冗談言ってんのかな?」と近づくと、ほんとに本人だった。刑務所(だと思う)のバザー品売り場にいた。しばらくテレビで見ないから、本人と認識するまでに時間かかった。「世田谷区議もやっておりますー!」とさらに拡声器で叫んでいるところへ「すいません、写真撮らせてもらっていいですか?」と常識的に撮影許可をもらってパチリ。すぐにお父さんに電話した。「青空球児好児のかたっぽがいるよ」結局いたのは青空好児さんの方だった。
http://www.aozorakouji.com/#SlideFrame_1 ←【青空こうじ / aozorakouji.com】
  

そして年末にお世話になったお茶販売の「天竜丸」の阿部さんにも再会。「元気ですかー?売れてるー?」「あけましておめでとうございます。いやー、ぼちぼちですねー。」と、今回はさっぱりとした交流で別れた。飲みかけのお茶まだ残ってるしね。相変わらずあまりあくせくしない売り方だった。せっかくおいしいしパッケージも素敵だし、上手く売れば絶対売れるのにもったいないなー。
http://www.myalbum.jp/Inform.aspx?mode=Album&albumID=02051223ba6f ←天竜茶の写真 PWはtenryu


てなわけで、結局今回のボロ市では、味噌、蒟蒻、まな板、野沢菜漬け、ゆず大根、するめのお買い上げ。いつか年代物の桐ダンスや火鉢、紫檀の棚とか買って、畳の部屋を本物の「和」で飾りたい。昭和の香りのする家具って、やっぱ「三丁目の夕日」的なノスタルジーを感じるよ。
http://www.always3.jp/05/ ←【Allways三丁目の夕日】 http://www.always3.jp/ ←【Allways続・三丁目の夕日


それにしても携帯で撮った写真、結構綺麗に撮れたなー。