清正の井戸への行列


先程からなぜにこんなに長々したブログがアップできたかと言うと、明治神宮清正の井戸の行列に並んでいるからです。「清正の井」は明治神宮の御苑の中にある自然の湧き水のこと。大男の加藤清正が掘ったと言われる井戸で、年末にお笑い芸人占い師・島田秀平がこの井戸の写真を携帯の待受にしたら仕事運が開けたとテレビで言ってから、連日大行列だそうだ。明治神宮お参り行ったのに、知らなかったから行ってないと思ったら悔しくて、絶対行く!と決意して今朝家を出た。今日はセンター前日で休みだからね。御苑入り口で拝観料を払うと「只今清正の井 待ち時間四時間」と札が立っていた。ほんとかな?けど行かなきゃ並べないしと行ってみた。
すんごい列。菖蒲田の畔の一段上の道を菖蒲田半分くらいの所からずっと列になってる。先を眺めても井戸がどこかわからないくらい。まぁ、今日は風も少なく日も当たるから、16時くらいまでなら並んでみよう。とにかく、成し得ることが難しい願掛けは、堪え忍ぶ力と想いがなければ叶わないということだろう。靴下ホッカイロ、めぐりずむ、腰のホッカイロなどで完全防寒してきたから、待てるところまで待とう。到着時間11:15。今30分経った。本当に前に進まない。さっきから多分5mくらいしか進んでない。目の前のカップルの男性の方が「ちょっと前どうなってるか見てくる」と彼女を置いて前を見に行き、2、3分後に戻ってきて彼女に一言「あり得ない」と言って二人は抜けていった。デートのついでに行ってみっかというのにはおよそ不向きだ。強い想いを持ってくるか、何時間も並んでなにかをゲットすることに快感を感じる人にはお勧めです。

菖蒲田の端にある東屋。枯れた感じで風情があります。列の最後尾は私が並んだときより確実に10m長くなってます。さてクイズです。私は何時に井戸をお参りできるでしょうか?
〜Time is past〜
さっきのクイズの答えはまだ出てません。到着してから75分。並んでから30m程進んだけど、列の前の方はまだ100mぐらい列を成していて井戸はまだ見えもしない。4時間待ちは本当かも…。10人くらい前のファミリーの2,3歳の女の子が泣き叫び始めた。当たり前だな。こんな木立の日陰の寒いところに幼児を連れて4時間も並ぶなんて普通に考えて無理でしょう。考えようよ、お母さん。